本日は、フリーランスが、失業保険の不正受給でバレるパターン、ふたつめです。
前回は、周りの方からの通報で不正受給がバレてしまう流れをお話ししました。
前回記事をお読みでない方は、まず
をご覧ください。
通報以外でバレるパターンは、お金の流れです。
このお金の流れというのは、「クライアントから支払われる報酬」を指します。
フリーランスで仕事を請け負うと、当然報酬をもらいます。
これは、クライアント側の経費になるわけです。
支払先には、自分の名前。
クライアントが企業でも個人でも、毎年確定申告をします。
その支払先に自分の名前があれば、収入を得ていたことは明白です。
こうして、発注元が確定申告を終えた頃・・・
つまり忘れた頃に、失業保険の不正受給を指摘されることになります。
これを避ける手段はないでしょうか?
支払いを手渡しにしてもらい、領収書の発行も拒否すれば可能かも知れません。
しかし、そのような無茶を言える人がいるとは思えません。
ここまでやると脱税(もらったお金を申告できないので)に至りますので、
どんどん深みにはまっていくことになります。
変な隠蔽工作に走ると引き返せなくなりますので、全くお勧めはできません。
世の中には確かにここまでやって何のおとがめも受けていない人がいますが、
それは単に「面倒で調査されていない」からです。
何らかのきっかけで不正受給の監視が強化された場合、簡単にあぶりだされてしまいます。