１．失業保険は、いくらもらえるのか？
失業保険は1日あたり
いくらもらえるのか・・・？
これは、
「失業保険を何日もらえるのか？」
と並んで、最も関心が高い部分です。
ざっくり言うと、
「サラリーマン時代の給料の、5割から8割」
といったところです。
サラリーマン時代の給料が高かった人は
5割に近づきますし、
低かった方は8割に近くなります。
高い方の5割というのも無制限ではなく、
年齢によって上限が設けられています。
つまり、仮にサラリーマン時代に月給100万円だったとしても、
もらえる失業保険の額が月50万円にはなりません。
・30歳未満の場合の上限は6,455円（月給387,300円以上
・30歳以上45歳未満の上限は7,170円（月給430,200円以上）
・45歳以上60歳未満の場合は7,890円（月給473,400円以上）
・60歳以上65歳未満の場合は6,777円（月給451,800円以上）
・65歳以上の場合は6,455円（月給387,000円以上）
が、上限となっています。
（平成23年8月1日～平成24年7月31日まで。月給は、標準日額報酬×30日分で計算）
月給といっても、
交通費や住宅手当などは含めて計算できます。
ボーナスは含めることはできません。
この月給は、「退職直前6ヶ月」で計算します。
給料がごっそり減らされても我慢して半年以上働いて、
それから辞めると失業保険も連動して減ってしまう可能性が高い、
ということですね。
（可能性と書いたのは、上に書いたような上限額が絡んでくるからです）
考えてみると、ひどい話です。
失業保険でもらえる金額について、
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２．Q&A
Q.失業保険の金額は、
最低、いくらぐらいいただけるものなのでしょうか？
いろいろ調べてみたのですが、
求職活動に専念できる程度
とは出てくるのですが、
その程度が分かりません。
具体的な金額が知りたいです。
ちなみに20代前半、
月給18万円。
雇用保険の加入期間は2年です。
A.20代前半で月給18万円という条件なら、
1日あたりの失業保険の金額は4,443円です。
失業保険は28日単位で支給されますから、
1サイクルあたりで受給できる失業保険は、
4,333×28=121,324円となります。
一人暮らしで、
家賃を自分で支払いながら求職活動・・・
だと貯金を切り崩しながらになるとは思いますが、
家賃以外の生活費なら、ほぼまかなえる
金額になるかと思います。