お金が返ってくる?確定申告マジック/4月は保険を見直そう 失業保険.comメルマガ

■ 第159回 お金が返ってくる?確定申告マジック

確定申告の季節です。

会社に勤めていると、

確定申告といっても

ピンとこない方が多いと思います。
しかし、

会社を辞めてしまった方は、

確定申告をすると良いことがあるか

も知れません。

 

というのは、

確定申告をすると

税金が返ってくることが

多いからです。

 

会社勤めをしていると、

年末に「年末調整」

としていくらかのお金が

返ってきていたと思います。

 

これは、払いすぎていた税金を

年の最後に精算しているのです。

 
もともと、サラリーマンの税金は

少し多めに取られているからです。

 

退職すると、当然会社はこの

「年末調整」をしてくれません。

 

確定申告は、この「年末調整」を

自分でやる、と考えていただくと

イメージしやすいと思います。

もともと多めに税金を払っていた

のですから、

いくらかのお金が返ってくる

可能性は高いです。

 

去年会社を辞めて、

年末を過ぎても

再就職しなかった・・・
という方は、ぜひ

確定申告にチャレンジ

されてみてください。

 

副業をやっていた・・・

という場合でなければ、

源泉徴収票に書かれている

データだけで作成できます。

■ 編集後記

私は税理士ではありませんので

個別のご相談には

回答できないのですが

(逮捕されます)、
確定申告について

分からないことがあれば

税務署で聞けば

親切に教えてもらえます。

 

「年の途中で退職したので、

年末調整が受けられなかった」
というのは典型的なパターンですので、回答も即答・正確です。

 

「いや〜、確定申告の時期の税務署

なんて、余りにも人が多くて

とても時間と労力に

見合いませんよ」

 

はい、そうですね。

 

毎年、確定申告が始まると

その模様がテレビ中継されますが、

並ぶ気をなくす大行列です。

 

しかし、税金を返してもらう

立場のあなたは、

あんな大行列に並ぶ必要は

一切ありません。

 

「?人気テーマパークのように、

プライオリティパスみたいな裏技

でもあるのですか?」

 

いえいえ。

 

裏技ですらありません。

単純に、確定申告の締切日以降に、

確定申告に出かけるだけの話です。

 

本来、確定申告を

期限までに行わないと、

追徴金が課されるなど、

色々とイヤな

罰則が課されてしまいます。

 

しかし、こういった

罰則が課されるのは、

あくまで

「税金を払う立場の人の場合」

です。

 

今回は、

「払い過ぎている税金を

還付してもらう」

だけですから、

そのような罰則もありません。

 

かくして、

締め切りが過ぎて

ガランと人がいなくなった

税務署で、

のんびり税金を取り戻す

手続きをされてみてください。

 

■ 第160回 4月は保険を見直そう

保険を見直そう、

というと生命保険会社のCMの

ようですが、
今回お話しする件は違います。

 

退職後の健康保険です。

退職後の健康保険は、

国民健康保険か任意継続の

ふたつを選べます。

 

自己負担はどちらも3割ですから、
「どちらが月々の保険料が安いか」
で決められていることが

多いでしょう。

 

しかしこの保険料、

毎年4月に変更になります。

そして、国民健康保険料は、

前年(1月1日~12月31日)

までの所得によって、
4月以降の保険料が変更になります。

ということは・・・

 

去年仕事を辞めて、

収入がごっそり減っている場合は、
国民健康保険に切り替えたほうが

月々の負担が少なくなる

かも知れません。

 

というか、多分少なくなります。

 

退職後の健康保険は、

一度決めてしまうと

そのままずるずる

同じところを続けがちですが、

4月以降も放っておいたら
「払わなくて良い

高い保険料を延々と払っていた」

ということにもなりかねません。

こうしたタイミングは

誰も教えてくれませんので、
自分で調べ、

切り替えの申請に行く

しかありません。

■ 編集後記

と、このように偉そうに

書いている私ですが、
実はこの失敗を

過去にやらかしています。

 

うろおぼえですが、

10万円くらい損した計算です。